武見厚労相、小林製薬から「調査計画書」受け取る 「紅麹」サプリ問題

小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントをめぐり、死亡に関する相談が多く寄せられていたことが明らかになった問題で、武見厚生労働相は、小林製薬から今後の調査計画書を先週受け取ったことを明らかにしました。

「紅麹原料」を含むサプリメントをめぐっては、小林製薬に死亡に関する相談が多く寄せられていたにも関わらず、報告していなかったとして、厚労省は先週、このうち76件の死亡との因果関係などについての調査の進め方などの計画書を提出するよう、小林製薬に求めていました。

これについて2日、武見厚労相は6月29日に計画書を受け取り、遺族や医療機関からの同意を得るためのアプローチや医療機関からの情報収集の開始時期や終了時期、今後の見通しについて報告を受けたと明らかにしました。

また、今後も厚労省は小林製薬の調査の進捗(しんちょく)について管理を行う予定で、武見厚労相は調査の早期進展を促すとともに、必要に応じて厚労省が直接調査を行う可能性もあると述べました。

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