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2023年の記録的な高水温の影響が残る陸奥湾ホタテについてです。むつ湾漁業振興会は役員会を開き、半成貝の水揚げを1カ月延長することを決めました。
陸奥湾ホタテの主力、半成貝については、通常漁期を4月から6月までとしています。2024年は、前年の高水温で稚貝が大量にへい死した影響で、4月から6月までの水揚げ量はおよそ1万9900トンと、前年の同じ時期の6割未満に低迷しています。
こうした状況から、むつ湾漁業振興会は7月1日、水産ビルで役員会を開き、7月末まで半成貝の水揚げを延長することを決めました。
【むつ湾漁業振興会 立石政男会長】
「去年も少なかったのですが5万トン以上は揚がっていたのが、今年は計画では3万5千トン。少なかった去年よりまた少ない」
2024年度の計画では、陸奥湾ホタテの水揚げ量を3万5千トンとしていますが、現状は計画を下回るペースとなっています。