５０年以上運転を続けてきた東北電力の秋田火力発電所　１日に４号機を廃止し全ての発電設備が廃止

東北電力は秋田市にある秋田火力発電所について４号機を１日に廃止し全ての発電設備を廃止にしたと明らかにしました。

秋田市飯島の東北電力秋田火力発電所は１９７０年８月に１号機の運転が始まりました。１号機から３号機と５号機は２０２０年３月までに順次廃止され、４号機も設備の老朽化などを理由に１日で廃止となりました。これにより５０年以上に渡って運転を続けてきた秋田火力は全ての発電設備が廃止されました。４号機の発電設備は２０２５年度に本格的な撤去が始まる予定です。秋田火力の跡地について東北電力は「地域の活性化や雇用の確保に貢献するような活用策を検討していきたい」としています。