2000年前に咲いていたとされる古代のハス・「大賀ハス」が富山市の寺で見ごろを迎えています。
大賀ハスは、1951年に千葉県で発見された2000年前の種子を発芽させたもので、発見者の1人、大賀一郎博士の苗字を取って名付けられました。
淡いピンク色の大きな花が特徴です。
本陽寺の蓮池は富山大空襲の被害にあった防空壕の跡地で、防空壕で亡くなった人を慰霊するため株を分けてもらい、およそ60年間にわたって大切に管理してきました。
住職によりますと25本ほどの大賀ハスが池の中で次々と花を咲かせていて7月10日ごろまでは見ごろの花が楽しめるということです。