工事代金約120万円の未払い発覚 6月定例市議会の補正予算案に計上へ 岡山・笠岡市

笠岡市は、2023年度に施工した一部の工事について、代金が未払いだったことが判明したと発表しました。

未払いになっていたのは、市が管理する「真鍋島ふれあいハウス」の空調設備の工事代金、118万8000円です。

工事費用は、2023年度の9月定例笠岡市議会で可決されていました。しかし2024年6月21日に、市の財務課が未払いであることを確認したということです。

工事を担当していた職員は、「多くの業務が重なり多忙だっため、工事費の支払いを失念した」と話しているということです。また所属部署は、担当者任せとなり、進捗管理が十分でなかったとしています。

市は6月定例市議会の補正予算案に工事費用を追加計上し、速やかに代金を支払うことにしています。また、財源として離島などを対象とした「辺地債」を120万円借り入れていましたが、年度内に支払いが完了していないことから、借入先である地方公共団体金融機構と取り扱いについて協議しています。

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