9人死亡6人重軽傷の事故 防カメ映像から複数人いる歩道に車突っ込んだか 運転の60代男性「車が急発進」 韓国・ソウル

日本人観光客も多く訪れる韓国・ソウルの中心部で1日、15人が死傷した事故で、防犯カメラの映像から、事故を起こしていた車が複数の人がいる歩道に突っ込んだとみられることが分かった。

これは事故現場付近に設置された防犯カメラの映像だ。

ガードレールのある歩道で複数の人が立ち話をしているが、次の瞬間…。

この場所を車が走り去ったとみられ、店の前に積まれたコンテナなどが辺りに散乱する。

現地消防などによると、1日午後9時半ごろ、ソウル市役所近くで乗用車が歩道に突っ込み歩行者をはね、これまでに9人が死亡、6人が重軽傷を負った。

日本大使館によると日本人の被害は無いという。

現地メディアによると、車は現場近くのホテルを出た後、200メートルほど逆走し車2台にも衝突したとみられ、運転していた60代の男性は警察に「車が急発進した」と話しているという。

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