学習支援プラットフォーム「Classi」、茨城県の「大学進学率アッププロジェクト事業」に2年連続で採択

Classiは、茨城県教育委員会が進める「大学進学率アッププロジェクト事業」において、同社の提供する学習支援プラットフォーム「Classi(クラッシー)」が2023年度から2年連続で採択されたことを、6月28日に発表した。

茨城県は、産業構造の変化による高等教育の必要性を強く認識し、進路が多岐にわたる学校での生徒たちの基礎学力の向上と、県全体の4年制大学進学率を向上させるべく、2022年度より「大学進学率アッププロジェクト事業」を実施している。

同プロジェクトでは、県全体の大学進学率向上を目的とした大学進学講演会の開催や、「Classi」のAIドリルを活用した学力向上支援などが行われた。一方Classiでは、同プロジェクトの中で必要とされた学力の育成だけでなく、測定を実現するためのテスト配信やデータ可視化についても、社内に体制を構築して実施している。

「Classi」は、AIによる「学習トレーニング」機能を活用し、多様な学力層の生徒たちに対して英数国の3教科で個別最適な学びを実現することによって、学力向上に寄与する。生徒が「Classi」内のWebテストを受けることで、自身が目指す進路実現を踏まえた得意・不得意領域が可視化されるため、強化したい単元を自身で選択しつつ学習を進められる。さらに、教員が配信したテストの結果や演習の解答状況をもとに、AIが一人ひとりに合わせたおすすめ問題を提示し、生徒各自の習熟度に応じた授業内容の復習を可能にする、「先生課題配信機能」も搭載している。

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