細田佳央太 「ちょわああああああ!!」と役に立たない超能力を披露する姿 「七夕の国」本編映像

2024年7月4日より「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて独占配信される、オリジナルシリーズ「七夕の国」から、主人公のナン丸(細田佳央太)が送る平凡な大学生活の一コマと、物語の重要なピースとなっていくナン丸の“超能力”の片鱗を見せるシーンの、本編映像が公開された。

大学4年生のナン丸こと南丸洋二は、大学卒業後の進路もまともに考えずに、ある「研究会」の部長として、仲間たちとうだつの上がらない日々を送っていた。映像は、「常都大学 新技能開拓研究会」と名付けられたそのサークルの仲間に、真剣な面持ちのナン丸がスマホのムービーカメラを向けられている場面から始まる。

まわりを囲む他の部員たちも固唾(かたず)を飲んで見守る中、机の上に重ねられた用紙に書かれた小さな「×」印の一点を見つめて両手をかざすナン丸は、「ちょわああああああ!!」というどこか間の抜けた独特な発声で気合を集中する。すると、「パチンッ」という音とともに、用紙の束には小さな穴があく。“物に触れず小さな穴をあける”というナン丸の“超能力”に大はしゃぎのメンバーたちだが、そんな記録更新の様子を発信した研究会SNSのアカウントは「24フォロワー」と寂しいものだった。

「僕たちの前には本物の超能力者がいるんだ」と盛り上がる部員たちだが、後輩部員の亜紀(鳴海唯)から「まともに就職活動した方がいいですよ」と冷静に諭されて落ち込む。それでも、「この力はいつか地球を救うんだから」と疑わない後輩の言葉に、ナン丸は励まされる。大学生らしいほのぼのとした日常の中に、これから大きな意味を持っていくナン丸の超能力が印象的な場面となっている。

「七夕の国」は、岩明均の同名漫画を原作とした作品。ビルや人が、謎の“球体”にまるくエグられるという怪事件の真相を追い、役に立たない“超能力”をもつ平凡な大学生ナン丸は、閉鎖的なある町を訪れる。そこで、自分がこの町に先祖をもつ “球体を操る能力者”だと知るナン丸。町に隠された3つの謎”季節はずれの七夕祭り 町民だけが見る悪夢 丸神一族の掟”は何を意味するのか?さらに、巨大な球体を操る男が、ナン丸の運命を大きく狂わせ、すべての謎は一つの衝撃的な答えに導かれていく。

物に触れず小さな穴をあける“役に立たない超能力”を持つ、平凡な大学生・南丸洋二(通称ナン丸)を演じるのは細田佳央太。丸神の里に住みナン丸を気に掛ける東丸幸子役に藤野涼子、球体の力を悪用し“丸神の里”を追い出された幸子の兄・東丸高志役に上杉柊平、ナン丸の通う大学で講師を務め丸神教授を探す江見早百合役に木竜麻生、 “丸神の里”で失踪した大学教授・丸神正美役に三上博史、球体の力で日本中を恐怖に包む謎の男・丸神頼之役に山田孝之が顔をそろえる。監督は、「クレイジークルーズ」などの瀧悠輔が務める。

【作品情報】
七夕の国
ディズニープラス「スター」で2024年7月4日(木)より独占配信
©2024 岩明均/小学館/東映

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