日本最古のプロゴルフ大会に石川遼ら出場 シニアメジャー惜敗の藤田寛之も参戦

2023年大会では平田憲聖がメジャー初Vを飾った(撮影/今井暖)

◇国内メジャー第2戦◇日本プロゴルフ選手権大会 事前情報◇富士カントリー可児C志野C(岐阜)◇7164yd(パー71)、7201yd(パー72)

国内男子ツアーのメジャー第2戦が4日(木)に開幕する。1926年に初めて開催された、日本最古のプロゴルフ競技。日本プロゴルフ協会(PGA)の主催で144人が賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)をかけて争う。

石川遼が今季初優勝を飾った「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」から1週のオフを挟んで行われる第10戦。岐阜県可児市にある丘陵コース、富士カントリー可児クラブが大会を初めてホストする。ラウンドによって2番ホールの設定をパー4(517yd)、パー5(554yd)で使い分けるため、パー71もしくは72の日がある。

北海道・恵庭CCでの昨年大会は平田憲聖がシーズン2勝目を国内メジャーのタイトルで飾った。22歳246日での優勝はツアー制施行後の大会最年少記録というおまけつき。2打差の2位に金谷拓実と蝉川泰果が入り、新世代の台頭を再び印象付けた。

フィールドで賞金ランキングの最上位は2位の金谷拓実。開幕戦以来の今季2勝目となれば、DPワールドツアー(欧州ツアー)を主戦場にする桂川有人を抜いてトップに立つ。3位の木下稜介、4位小木曾喬、5位岩田寛らもそろって参戦を決めた。

本戦出場権は全国地区予選会でも争われ、藤田寛之は4月に静岡で行われた2日間競技を通過してきた。米国ロードアイランド州で行われたシニアメジャー「全米シニアオープン」を惜敗の2位で終えたばかり。悪天候により1日(月)まで順延された大舞台を経て、強行スケジュールで今季2試合目のレギュラーツアーに出場する。

<主な出場予定選手>

平田憲聖、池田勇太、石川遼、今平周吾、岩崎亜久竜、岩田寛、小木曽喬、片山晋呉、河本力、木下稜介、蝉川泰果、谷口徹、ショーン・ノリス、比嘉一貴、藤田寛之、堀川未来夢、宮里優作、宮本勝昌、米澤蓮

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン