能登半島地震の発生から半年 被災地の食や工芸品が集結 横浜で物産展開催

能登半島地震の発生から1日で半年。復興は道半ばのなか被災地を応援しようと、横浜市の百貨店で物産展が始まりました。

白えびが贅沢にのった海鮮丼や…能登牛を使った弁当も。

横浜駅直結のそごう横浜店で2日から始まった加賀百万石名品展。
被災地を「消費」で応援しようと企画され、石川県の名産品や工芸品などあわせて26社が出店しています。

県民のソウルフードといえばとんかつがのった「金沢カレー」。
会場では、ブランド豚である能登豚を使った金沢カレーが提供され、揚げたてを楽しめます。

二本木キャスター
「お肉の脂がすごく甘くて、カレーのピリッとした感じがすごく合うおいしい!」

工芸品も並ぶなか、甚大な被害を受けた輪島市からも出店。
輪島塗の桂月堂は、工房だけでなく住む場所もない状態となり、従業員の男性の両親は親せきが暮らす横浜市内で今も避難生活を送っていて、出店を機に久々に再会したということです。

桂月堂 桂木治さん
「年齢の高い両親なので元気な姿を見れて私もホッとした。 重箱やお椀は私の父が描いたものなので、私たち職人が塗って描いたものをみなさんに見てほしいし、父親にもこれが残ったよ、これを持ってきたよというのを見てほしい」

加賀百万石名品展は今月8日までそごう横浜店で開かれています。

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