ロッキーズが延長戦でブリュワーズ下す ケイブがサヨナラ安打

【ブリュワーズ7-8ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

日本時間7月2日、今日から始まったブリュワーズとロッキーズの4連戦の初戦は、ロッキーズが延長線を制して先勝した。ブリュワーズは4対6とビハインドで迎えた8回、4番ウィリー・アダメスのタイムリーなどで3点を奪って逆転。ロッキーズは8回裏に7番ブレントン・ドイルがこの日2本目となる9号ソロを放って同点に追いつき、試合は延長戦に。10回表を無失点にしのいだロッキーズは、10回裏に9番ジェイク・ケイブがサヨナラ安打を放ち、8対7でブリュワーズを下した。ロッキーズの5番手タイラー・キンリーが4勝目(1敗)を挙げ、サヨナラ安打を浴びたブリュワーズのジョエル・パヤンプスに5敗目(1勝)が付いている。

“打者天国”クアーズ・フィールドの一戦は序盤から点の奪い合いに。ロッキーズは2回にドイルの8号2ランで先制し、3回にも1番チャーリー・ブラックモンの4号ソロで3点目がもたらされた。しかし、3・4回にブリュワーズは5番ジャクソン・チョーリオと7番ブレーク・パーキンスのタイムリー、さらに2番ウィリアム・コントレラスの10号ソロで逆転。ロッキーズも負けじと、5回の5番ブレンダン・ロジャースのタイムリーなどで同点に追いつき、6回には8番ノーラン・ジョーンズのタイムリー二塁打で試合をひっくり返した。

2点リードを守りきりたいロッキーズだったが、8回に3点を失って逆転を許してしまう。しかし、7番ドイルがこの日2本目の本塁打をライトスタンドに突き刺して、試合を7対7の同点に。試合はタイブレークに突入し、同点のまま10回裏を迎えた。ブリュワーズは一死を取って一死3塁とすると、迎えた2人の打者を連続で申告敬遠。満塁策を取って内野5人シフトを敷いたが、次打者の9番ケイブは鮮やかなクリーンヒットで内野の頭を越した。ロッキーズは劇的な試合を8対7で制し、シーズン29勝目を挙げた。

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