白神山地の植樹活動や野生動物対策に役立てて 秋田市の企業が保全団体に寄付金贈る

世界自然遺産「白神山地」の保全活動に役立ててもらおうと2日、秋田市の企業が保全に取り組む団体に寄付金を贈った。

2日はカバンの販売などを手がける秋田市の「モリタ」の盛田良紀社長から、白神山地の保全に取り組む団体の代表者に、寄付金7万5390円の目録が手渡された。

モリタは2003年度から団体に寄付金を贈っていて、今回で21回目。2023年5月からの1年間に買い物客から寄せられた3万7695円に、モリタが同じ金額を加えて寄付した。

モリタ・盛田良紀社長:
「子どもたち、次の世代につながるものなので、継続してくことが大事だろうということで、当社も含めいろいろな企業が賛同しているので、これからも長く続けていきたいと思っている」

NPO法人 白神山地を守る会・永井雄人代表:
「白神山地の自然を守るためには植樹活動が必要であるという認識で、これからも皆さんに継続して植樹活動に参加してもらえたらと思っている」

団体は寄付金を、植樹活動で使う道具や燃料の購入や、二ホンジカやクマなど野生動物対策用カメラの設置費用に充てることにしている。

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