電気工事など手がけるサンワ(新潟刈羽村)が破産手続き、負債総額1億円 柏崎刈羽原発内の各種工事請け負う

 電気工事などを手がけるサンワ(新潟県刈羽村十日市)が、新潟地裁長岡支部から破産手続きの開始決定を受けたことが7月1日、分かった。東京商工リサーチ新潟支店などによると、負債総額は約1億円。

 東京商工リサーチ新潟支店などによると、決定は6月19日付。サンワは1992年創業。東京電力柏崎刈羽原発内の各種工事を手がけ、ピーク時の2010年5月期には3億1792万円の売上高を計上した。

 2011年の東日本大震災後、原発が稼働停止し、13年ごろから実質休業状態となった。その後、事業を再開したが、業績低迷が続いていた。

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