ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがスロベニア代表との試合との試合を振り返り、自身のPK失敗についてコメントした。イギリスメディア『BBC』が伝えている。
ポルトガル代表は現地時間7月1日、UEFA EURO 2024(ユーロ2024)ラウンド16でスロベニア代表と対戦した。試合は両者ともに好機を決めることができず、延長戦に突入する。そして迎えた105分、ポルトガル代表がPKというチャンスを得る。キッカーを務めたC・ロナウドだったが、スロベニア代表GKヤン・オブラクがセーブし、得点とはならなかった。延長前半終了後にはC・ロナウドが涙をこぼし、チームメートが鼓舞する場面があった。
しかし、PK戦ではC・ロナウドが1番手のキッカーを担ってこれに成功。ポルトガル代表GKディオゴ・コスタが3本連続で止めるという活躍もあり、PK戦の末にポルトガル代表がベスト8に進出した。試合後、C・ロナウドは自身のPK失敗をこう振り返った。
「どんなに強い人間にも悪い日は訪れるんだ。チームが僕をもっとも必要としていたときに、僕は失意の底にあった。悲しみで始まって、喜びで終わる。これもサッカーだ」
「でも、重要なのはそういうことを楽しむことだ。みんな並外れた仕事をしてのけた。僕たちは最後の最後まで戦って相手を上回った。勝利に値したのは僕たちだよ」
ポルトガル代表はユーロ2024準々決勝でフランス代表と対戦する。試合開始は日本時間7月6日(土)午前4時の予定だ。