渋沢栄一の肖像が描かれた新紙幣が7月3日に発行されることを記念して、ゆかりのある旭市の小学校で2日、渋沢にちなんだ特別給食が振舞われました。
日本経済の礎を築いた渋沢栄一は、1918年に旭市立中央小学校を訪れ、講演を開いた後に記念の植樹を行いました。
2日、その中央小学校には特別給食として、渋沢の好きなサツマイモを使用した「おさつご飯」や旭市の経営者が渋沢に贈ったとされるスイカやそれに渋沢の出身地、埼玉県深谷市の郷土料理「煮ぼうとう」などが提供され、子どもたちはいつもと違った給食を楽しんでいました。
市の給食センタ―によりますと、特別給食は市内にある公立の小中学校あわせて20校で提供されたということです。
児童は―
「渋沢栄一はしょっぱい食べ物と甘い食べ物が偏っていないで両方好きなものがあると感じた」
「すごい高級料理とか食べるのかなと思っていたら自分たちが食べるようなもので意外だなという感じ」