返還27周年で中央からパンダ2頭

香港特区成立27周年にあたり、中央政府は再び香港にプレゼントを贈った。7月2日付香港各紙によると、返還記念日の1日、特区政府は湾仔の金紫荊広場で国旗・区旗掲揚式を行い、香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで祝賀レセプションを開催した。李家超・行政長官がスピーチを行い、中央政府が新たなジャイアントパンダのつがいを香港に送ると発表。李長官はこのつがいが香港の人々にとって親しい家族となり、笑いと喜びをもたらすと述べた。当局は全力で準備を進め、多くの観光客や市民がパンダ見物に訪れ、観光産業に弾みがつくとの見方を示した。返還後、香港に定住したジャイアントパンダはこれで3つがいとなる。

李長官は、今年は中華人民共和国建国75周年であり、中央政府が香港特区にジャイアントパンダを寄贈することは特に意義があると指摘し、当局は全力で準備を進めると述べた。ジャイアントパンダの受け入れについて、李長官はあらためて国務院香港マカオ事務弁公室と国家林業草原局の努力と支援に感謝すると表明した。

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