【速報】男子大学生にアルコール注入し殺害 男に求刑通り懲役30年判決 広島地裁「替え玉保険金殺人」

送検のために車に乗り込む南波大祐被告(2022年8月 廿日市警察署)

保険金を目当てに廿日市市のホテルで、男子大学生を殺害した罪などに問われている男の裁判で、広島地裁は2日、求刑通り懲役30年の判決を言い渡しました。

判決などによりますと、広島市の職業訓練生、南波大祐被告(33)は、2021年11月、廿日市市のホテルで愛知県の大学生、安藤魁人さん(当時21)に睡眠導入剤を摂取させ、さらに、注射器を使ってアルコールを体内に注入し殺害した罪などに問われています。

安藤さんは意識障害を起こし、嘔吐物で窒息したとみられていて、検察は、犯行の動機を「替え玉保険金殺人」と主張していました。

2日の裁判で広島地裁は、有期刑では最も重い懲役30年の求刑に対し、求刑通り懲役30年の判決を言い渡しました。

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