ソシエダCBル・ノルマンのアトレティコ移籍が決定的に…移籍金約52億円でクラブ史上最高額のDFとして加入へ

レアル・ソシエダに所属するCBロビン・ル・ノルマンのアトレティコ・マドリード加入が、決定的となったようだ。

チュリウルディンの“鉄人”が、首都マドリードのロヒブランコスに加入する。フランス出身のル・ノルマンは1996年11月11日生まれの現在27歳。当時リーグ・ドゥ(フランス2部)のブレストでプロキャリアを始めた後、2016年夏にレアル・ソシエダに到着。Bチームでの2シーズンを経て、2018-19シーズンにトップチーム昇格を果たした。荒削りな才能は場数を踏むことで、徐々に洗練されていき、今やレアル・ソシエダに必要不可欠な存在に。公式戦通算221試合に出場し6得点6アシストを記録。2019-20シーズンのコパ・デル・レイ優勝の他、10年ぶりとなったチャンピオンズリーグ出場にも大きく貢献した。

目下行われているEURO2024に臨んでいるスペイン代表で、レギュラーを張るほどの成長を遂げたル・ノルマン。当然、ビッグクラブからも関心を寄せられていた中、アトレティコ・マドリード移籍が加熱。すでに個人合意に至っており、残すはクラブ間の合意のみと報じられていた。

そして1日、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、ル・ノルマンのアトレティコ・マドリード移籍に「here we go!」を出した。同氏によると、クラブ間での交渉が続いていた移籍金は、3000万ユーロ(52億円)で決着がついたとのこと。これは、アトレティコ・マドリードにおけるDF史上最高額となる。正式な手続きを今後開始するとした上で、長期契約を用意していることも併せて伝えている。

アトレティコ・マドリードは先日、CBマリオ・エルモソとCBガブリエウ・パウリスタの退団を発表。また、CBステファン・サヴィッチもクラブを去ることが有力視されており、ディエゴ・シメオネ政権13年目となる新シーズンは、ディフェンスラインに新顔が増えることになりそうだ。

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