ルヴァン杯唯一のJ2勢甲府は川崎Fと対戦へ…ハーフナー「“ミラクル甲府”の第二章を見せたい」

2024JリーグYBCルヴァンカッププライムラウンドの組み合わせ抽選会が行われた。AFCチャンピオンズリーグに参戦し、ルヴァン杯はプライムラウンド(準々決勝以降)から登場する唯一のJ2勢ヴァンフォーレ甲府は川崎フロンターレとの対戦が決定した。

甲府のOB代表としてドロワーを務めたのは、2010年から11年、海外挑戦を経て2020年に在籍したハーフナー・マイク。「今年からクラブアンバサダーを務めているので、チームが盛り上がるため、こういった場に呼ばれて光栄でした」と大役を終えて振り返った。甲府といえば2022年の天皇杯でJ1クラブを続々と倒し、悲願のクラブ初タイトルを獲得した。「2年前の再現、“ミラクル甲府”の第二章を見せたい。今日、監督が代わりましたけど(※篠田善之監督との契約を解除し、大塚真司コーチが新監督に就任)、また新しい風が入って結果が出ることに期待したい」と話した。

川崎FのOB代表としてドローに臨んだ鄭大世は「ほとんどの人が『川崎Fが勝つ』と思っているので、そこに心の隙が生まれる。そこは気をつけたい」と甲府を警戒。「この試合に対する熱量や強度が変わってくると思うし、甲府の方が強い気持ちを持ってやってくるので、やりずらさはあると思います。それが分かった上でどれだけ浮足立たないように準備して臨めるか。それが下のカテゴリーのチームとやる時の難しさだと思います」と力説した。

川崎F対甲府の準々決勝は、9月4日(水)川崎Fのホーム『Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu』で第1戦、9月8日(日)甲府のホーム『JIT リサイクルインク スタジアム』で第2戦が行われる。

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