「ドジャースはインパクトを与えられる先発投手を探している」MLB記者が報道も「ただ、ホワイトソックスには断られた」とド軍メディア反応

トレード期限が現地7月30日に迫るなか、MLB公式のフアン・トビリオ記者によるとロサンゼルス・ドジャースが「インパクトを与えられる先発投手を探している」と7月1日に報道した。

ドジャースの先発陣は、山本由伸、ウォーカー・ビューラー、さらにクレイトン・カーショウを含め、故障者が多い。いずれも復帰が未定ながら、オールスター休暇明けに復帰すると見込まれている。

そのうえで、「最近のローテーションの懸念を考慮すると、ドジャースは7月30日のトレード期限前に先発投手市場に参入すると予想されている」とし、その条件に当てはまる投手としてシカゴ・ホワイトソックスの左腕ギャレット・クローシェイの名前を挙げた。
ただ、ドジャースのクローシェイに対するオファーは、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者によると「ホワイトソックスが拒否した」という。

こうした報道にドジャース専門メディア『Dodger Blue』が反応。「ドジャースのオファーは、取引を成立させるには十分ではなかったようだ。ホワイトソックスには断られた」と報じた。加えて「ドジャースは強化策を精査している」とも記して、同じホワイトソックスの外野手ルイス・ロバートJr.を補強候補として挙げている。

いずれにせよワールドシリーズを狙うドジャースは、トレード期限までに新戦力を迎えたいプランを持っているようだ。はたしてどのような選手がドジャースに加入するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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