星野仙一元監督の裏話を紹介 金ケ崎で銀次さんトークショー

現役時代のエピソードを披露する銀次さん(右)と葛巻舞香さん

 プロ野球楽天の球団アンバサダー銀次さん(36)=普代村出身=のトークショーは6月29日、金ケ崎町西根の町中央生涯教育センターで開かれた。町民ら約110人を前に現役時代のエピソードを披露した。

 フリーアナウンサー葛巻舞香さんとの対談形式。銀次さんは故星野仙一元監督との思い出に触れ、リーグ制覇と日本一を果たした2013年当時の裏話を紹介した。成績を残せなかった時にかけられた「スターはいつでも明るくないといけない」との言葉も振り返った。現役時代の活躍をまとめた映像も上映された。

 金ケ崎中野球部主将の高橋呂斗(ろと)さん(3年)は「お手本のような存在。長く野球を続けるためにも強い体をつくって練習に取り組みたい」と話し、銀次さんは「子どもたちに夢を与えられる人でありたい。恩返しの思いを込め、野球の魅力を発信する時間を増やしていく」と意気込んだ。

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