オールスター 阪神からファン投票で3人が選出 才木は初の球宴に「真っすぐ勝負できたら」 岩崎は4年連続、近本は5度目

 オールスター戦にファン投票で選出され、ポーズを決める才木(撮影・山口登)

 「マイナビオールスターゲーム2024」(23日・エスコンフィールド、同24日・神宮球場)のファン投票の最終結果が2日、発表され、阪神の才木浩人投手(25)と岩崎優投手(33)、近本光司外野手(29)が選出された。

 才木は先発部門で初選出。「ファン投票で選んでいただいたので、すごくありがたい気持ちです」。幼少期には藤川球児とカブレラの直球勝負に心を躍らせた。次は自分が夢を与える番。「初球はカーブでいこうかな」と冗談で笑わせながら、「真っすぐ勝負できたらと思っているので、三振を取りたい」と宣言した。

 対戦したい打者にはソフトバンクの近藤を挙げた。交流戦では本塁打を浴びた好打者。「真っすぐを打たれてるので、真っすぐでやり返したい」と闘志を見せた。

 また、中継ぎ部門で岩崎が選出。球宴は4年連続4度目となった。「ここまで個人的にはすごいいいシーズンというわけじゃないんですが、そんな中、投票していただいて感謝しています」。対戦したい打者には才木と同じく近藤を挙げ、「交流戦で対戦して、すごい粘られてしまったので、対戦があったら1球で終われたらいいなと思います」と話した。

 近本は外野手部門で5度目の選出。19年にはサイクル安打も記録している。「プレーで楽しませられるように頑張りたい」と力強い。話したい選手にはDeNAの筒香を挙げ「日本球界に復帰されて、ちゃんと話す場面がなかったので時間があれば話ができれば」と熱望した。

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