ロナルド、PK失敗して試合中に涙 サッカー欧州選手権

ユーロのスロベニア戦でPKを失敗し、チームメートから声をかけられるロナルド/Justin Setterfield/Getty Images

(CNN) サッカー・ポルトガル代表のスター選手、クリスティアノ・ロナルドが1日、欧州選手権(ユーロ2024)の試合でペナルティーキック(PK)を失敗し、試合中にもかかわらず、涙を見せる場面があった。

ポルトガル代表はスロベニア代表と対戦。試合は両チーム譲らず延長戦に突入。ロナルドは延長戦で獲得したPKでキッカーを務めたものの、スロベニアのGKヤン・オブラクが素晴らしいセーブを見せて得点を阻止した。

延長後半に入る前、PKの失敗で涙を見せるロナルドの周囲にはチームメートが集まった。

試合はそのままPK戦に突入。ロナルドはポルトガルの1人目のキッカーを務め、今度はPKを成功させた。PK戦ではポルトガルのGKディオゴ・コスタが3人連続でゴールを阻止した。欧州選手権で3本のPKを止めたGKはコスタが初めて。

PK戦はポルトガルが勝利して準々決勝進出を決めた。

ポルトガルは5日に準々決勝でフランスと対戦する。

© 朝日インタラクティブ株式会社