果実などを腐らせる害虫のミカンコミバエが奄美市と大和村でそれぞれ1匹見つかりました。県内で今年度確認されたのは、あわせて5匹となりました。
ミカンコミバエは体長7ミリほどのハエの一種で、幼虫が果実を食い荒らすと、果実が腐敗する被害をもたらします。
県によりますと1日、奄美市住用町と、大和村に設置した調査用のわなにオスの成虫それぞれ1匹が引っかかっているのが見つかりました。
今年度奄美市で確認されたのは3例目、大和村では初めてで、これで県内では瀬戸内町を含め、あわせて5匹となりました。
県は、確認された地点から半径2キロで果実を採取し、幼虫がいないかを調べるとともに、調査用のわなを増設するなどの対応を行っています。
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