福岡県内で５月末までに確認されたニセ電話詐欺、ＳＮＳ型投資・ロマンス詐欺の被害額はおよそ３４億５０００万円に上り、去年１年間の被害額の２倍以上となっていることがわかりました。
福岡県警の２日の発表によりますと、「ニセ電話詐欺」による被害件数は５月末までに２５６件で、被害額はおよそ４億７０００万円となっています。
また、ＳＮＳを通じて投資話を持ちかけたり恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取る「ＳＮＳ型投資・ロマンス詐欺」による被害件数は２７１件で、被害額はおよそ２９億８０００万円。
著名人になりすまし投資を呼びかけてＳＮＳ上の広告をクリックさせるなどの手口が多く被害者の６割が２０代から５０代ということです。
去年１年間のニセ電話詐欺による被害額は１３億３０００万円でしたが今年は５月末時点ですでに２倍以上となっています。
