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西日本豪雨の発生から間もなく6年。大きな被害を受けた愛媛県宇和島市吉田町のミカン園地では復旧が進められる中、2日、生産者らを対象に説明会が開かれました。
西日本豪雨で、地区のおよそ4分の1のミカン園地が土砂崩れなどの被害を受けた宇和島市吉田町の玉津地区では、現在「再編復旧」と呼ばれる大規模工事が進められています。
こうした中、2日は、生産者8人が県や市の担当者から園地の割り振りなどの説明を受けました。
県の担当者
「上の園地の方は一番角に車を入れるところができているので、回転盤の所らへんで車を置いて作業をしていただく形になる」
再編復旧により、園地は区画が整理されるとともに傾斜も緩やかになり、さらに排水機能や農道なども備えられることで、災害に強く作業効率もよくなる見通しです。
生産者
「紙だけの説明よりは現地に来て説明してもらう方が分かりやすい。次世代の人がやってみようかと思うような魅力ある畑になってくれればいい」
玉津地区の再編復旧は来年度の完了予定ですが、一部の園地ではすでに苗の植え付けが始まっています。