【下野】薬師寺のわかくさ保育園の園児が2日、自治医大とちぎ子ども医療センターに入院、通院する子どもやその家族が利用できる施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス とちぎ」(祇園2丁目)を訪れ、七夕の飾り付けを行った。
滞在中の子どもや家族を勇気づけ、闘病生活の中で少しでも季節感を感じてほしいと2012年から実施している。
代表園児11人が参加し、園児全員で作ったという短冊などを1.8メートルのササ2本に飾り付けた。短冊には「はやくげんきになってね」「びょうきがはやくなおりますように」などと書かれていた。
年長の高取諄幹(たかとりあつき)ちゃん(5)は「早く元気になってほしいと思ってみんなで飾り付けた」。阪本貴行(さかもとたかゆき)ハウスマネージャー(49)は「園児たちが完成させた飾り付けを見て、闘病中の子どもたちやご家族が少しでも元気になれば」と話していた。