茅ヶ崎オーシャンライオンズクラブ 川村怜選手招き講演会 パラ出場へ決意 実演も 茅ヶ崎市・寒川市

(上)ドリブルを見せる川村選手(下)目録を渡す神戸会長(右端)

茅ヶ崎オーシャンライオンズクラブ(神戸幸男会長)が6日、パリ2024パラリンピックのブラインドサッカー日本代表に内定している川村怜選手の講演会を茅ヶ崎コミュニティホールで開催した。

全盲の川村選手は2007年にブラインドサッカーと出合い、16年から日本代表の主将を務める。会場のスクリーンに前回の東京大会でのプレーが映し出されると、参加者からは歓声が上がった。川村さんは前回大会で自分のユニフォームを着て応援してくれた子どもたちがいたエピソードに触れ、「ファンを増やし競技を広めたい」と抱負を述べた。

講演後は競技用の音の出るボールを使って実演。参加者もアイマスクをしてジグザグドリブルを体験し、「難しい」などの声が聞かれた。

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