市議会議員の男性に対する強盗致傷などの罪に問われている21歳の男に対し、津地裁は懲役7年の判決を言い渡しました。
起訴状によりますと、住居不定の無職・福田竜雅被告(21)は、仲間とともに三重・伊賀市議の男性(42)を車に監禁し、全治2週間のけがをする暴行を加えたうえ、現金を奪った罪などに問われています。
福田被告は初公判で起訴内容を認めていました。
裁判では福田被告が事件を主導したかどうかが争点のひとつとなっていて、検察側が懲役9年を求刑した一方、弁護側は懲役6年が相当と主張していました。
2日に開かれた判決公判で津地裁は「金に執着した悪質な犯行で、首謀者とまでは認められないが不可欠で重要な役割を担った」として、懲役7年の判決を言い渡しました。