Hotto Mottoとやよい軒、7月の新メニューを発表

by 編集部:湯野康隆

2024年7月2日 取材

ビーフレモン弁当

プレナスは7月2日、Hotto Motto(ほっともっと)とやよい軒の7月の新商品に関する発表会を開催した。

ほっともっとでは、3日に「ビーフレモン弁当」、17日に「牛スンドゥブ弁当」と「魅惑のガーリック ほっとチキン」を発売する。

ビーフレモン弁当は、醤油ベースのすっきりした甘さのにんにくダレを使った焼肉弁当。レモンを絞ってさっぱりと食べられる。

昨年も夏に販売し、好評だった商品で、醤油の香ばしさとにんにくの香りが食欲をそそる仕立てになっているが、商品開発部 中食商品開発課の加藤和希氏によれば、同社の創業の地・長崎県佐世保市のご当地グルメ「レモンステーキ」にインスピレーションを得て開発したのだとか。

今年は、野菜を食べたいという声を反映し、肉の下にスパイスで味付けしたキャベツが敷き詰められている。また、店舗での調理工程を工夫することで品質のブレを無くし、最適な状態のビーフレモン弁当を提供できるようにマニュアルを変更したという。

価格は、ベーシックな「~キャベツたっぷり~ビーフレモン弁当」が630円、肉が2倍の「~キャベツたっぷり~Wビーフレモン弁当(肉2倍)」が960円、キャベツを敷き詰める代わりにサラダが添えられた「~セットでうれしい!~サラダ&ビーフレモンコンボ」が630円。

同社では、ビーフレモン弁当のアレンジレシピとして、「ビーフレモン(おかずのみ)」(530円、14時~18時はタイムサービスでさらに30円引き)、パスタ、バター、オリーブオイルを使用した「ビーフレモンパスタ」を紹介。加藤氏は、バターを加えることでコクが出るので、マヨネーズよりもバターがオススメだとしている。

アレンジレシピの「ビーフレモンパスタ」

牛スンドゥブ弁当は、信州みそと醤油をベースに、唐辛子、コチュジャンを加え、魚醤やホタテ、エビなどの風味を効かせたもの。具材としては、豆腐が1/2丁のほか、牛肉や玉ねぎなどが使われている。ピリ辛な味わいが食欲を刺激し、ご飯も進む。

価格は、ベーシックな「牛肉×魚介だしの旨味 牛スンドゥブ弁当」が670円。昨年販売した際に「もっと辛いものがほしい」「辛さを調節したい」といった声があったことから、今年は別添えの辛旨唐辛子シーズニングで辛さを調節できる「辛味プラス!旨辛!牛スンドゥブ弁当」も720円で販売される。

牛肉×魚介だしの旨味 牛スンドゥブ弁当
辛味プラス!旨辛!牛スンドゥブ弁当

魅惑のガーリック ほっとチキンは、昨年12月から販売しているザクザク食感のフライドチキン「ほっとチキン」の季節限定フレーバーの第3弾。にんにく、ブラックペッパー、セロリ、塩などをブレンドしたオリジナルパウダーを使い、パンチの効いたガーリック味が楽しめる。

価格は240円。同様のパウダーでから揚に味付けした「魅惑のガーリック プラスから揚(2コ入り)」も200円で販売される。

魅惑のガーリック ほっとチキン
魅惑のガーリック プラスから揚(2コ入り)

やよい軒では、7~8月にかけて世界共通フェアとなる「TEPPAN FAIR」を7つの国と地域で展開する。提供されるメニューは、各地域の文化や嗜好などを反映したものとなるが、鉄板焼を共通テーマに掲げ、同じタイミングでやよい軒らしさを訴求する取り組みとなる。

世界共通フェアの「TEPPAN FAIR」

日本では、第1弾の「牛カルビ焼肉定食」が11日に登場する。牛肉、にんにくの芽、玉ねぎを炒め、本醸造醤油をベースにおろしにんにく、コチュジャン、みりん、リンゴ果汁を加えた特製のタレに絡めたメニューとなる。

価格は、ベーシックな「牛カルビ焼肉定食」が970円、コロッケが付いた「牛カルビ焼肉とコロッケの定食」が1120円、それぞれ肉の量が1.5倍になったものが1270円、1420円で提供される。

牛カルビ焼肉定食

第2弾の「レモンビーフ定食」は25日から990円で販売される。こちらはレモン果汁が効いた醤油ベースのタレで炒めた牛肉をさっぱりと食べられる定食となっており、肉が1.5倍となるバージョンも1290円で提供される。

レモンビーフ定食

第3弾は、街の洋食屋の味わいをイメージし、デミグラスソースをあわせた「ビフカツ定食」。8月8日からの販売となる。ご飯のおかわり自由という同店の強みを活かすため、ご飯との相性を考えて甘すぎない味付けにこだわったという。価格は、ベーシックな「ビフカツ定食」が1230円、タルタルソースで味変できる「タルタルビフカツ定食」が1280円、エビフライ2本を追加した「ビフカツとエビフライの定食」が1520円で提供される。

ビフカツ定食

© 株式会社インプレス