男子ゴルフ8月の横浜ミナトで“短パン着用”プレーが認可 国内男子ツアーでは初

会見に出席した丸山茂樹(左)(撮影:ALBA)

<横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜 事前情報◇2日◇横浜CC(神奈川県)>

今年で2回目の開催となる国内男子ツアー「横浜ミナトチャンピオンシップ」。8月8日から4日間の日程で開催されるが、今年は新たな取り組みを実施する。2日、会場となる横浜カントリークラブで記者会見が行われ、大会アンバサダーを務める丸山茂樹、藤木企業の代表取締役社長・藤木幸吉氏、コースセッティングアドバイザーの細川和彦らが登壇し会見に臨んだ。

その会見のなかで、国内男子ツアーの本選で初めて選手にショートパンツ着用でのプレーが許可されることが発表された。8月の真夏に行われるこの大会は、選手たちからの要望もあり、熱中症対策の一環として認められた形だ。日本ゴルフツアー機構(JGTO)は8月に行われる大会のみ、短パンの着用を許可。同月22日に開幕する「Sansan KBCオーガスタ」でも主催者からの希望があれば、認めるという。

ツアー8勝の細川は、「選手たちからすれば、1ストロークぐらい得をするのでは?(笑)」と会見場を和ませた。さらに丸山は、「暑さのストレスが軽減すると思うので、選手たちも心地よくプレーができると思う」と歓迎した。

これまでも夏場に限って練習ラウンド、一部のプロアマ戦で短パンの着用が認められた例はあるが、大会本戦期間中に認められるのは初めてのこと。年々温暖化が進むなかで、時代に合った対応といえそうだ。

真夏を熱くする本大会。神奈川県出身のEXILE・MATSUこと松本利夫さんの大会サポーター就任も発表。大会期間中は会場に来場し、大会を盛り上げる。

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