三浦瑠麗氏が〝バイデン大統領=認知症〟ポストを注意「おやめください」

三浦瑠麗氏

国際政治学者の三浦瑠麗氏が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。米大統領選挙の1回目の討論会で高齢による衰えが見られた民主党のジョー・バイデン大統領(81)に言及した。

6月27日に開かれた討論会でバイデン氏は言葉が出て来なかったり、数秒間フリーズする場面が目立った。陣営は「風邪をひいていた」と釈明したものの、党内や支持者からは大統領選からの撤退を求める声が上がっている。

これに三浦氏は「G7を見れば各国の首脳がバイデンを庇ってさりげなくアテンドしていたことは明らかで、人間関係としてはあたたかく素敵なことだが、問題はそれが西側の盟主アメリカの最高権力者だということ。その深刻さ。冗談を抜きにしていえば、アジア最大の同盟国である日本の存在が大事になってきたのは、米国がここまで傷んでいるからだと考えた方がいい。それを考えれば喜んでばかりはいられないはずだ」と指摘した。

三浦氏は続くポストで「人間はいつか認知能力が低下します。それは悲しいことですが、揶揄したりするものではありませんし、親やつれあいがそうなっていくのはとても辛いことでしょう。ですから認知症を揶揄するようなポストはおやめください」と注意喚起。

その上で「問題は第一にホワイトハウスがここまでその事実を隠蔽してきたこと。第二に民主党がトランプに勝てるかどうかです。ここまで来るとトランプさんが勝っても仕方ないと思います」と、ライバルの共和党・ドナルド・トランプ前大統領に軍配が上がると予想した。

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