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大分市在住の画家・北村直登さんが大分県立盲学校を訪れ、子どもたちと一緒にアート作品づくりに取り組みました。
大分市の県立盲学校で行われた共同制作には、全盲や弱視といった視力障害がある幼小学部と高等部の子どもたち11人が参加。北村さんが白のアクリル絵の具で下書きをしたキャンバス地への色塗りに挑戦しました。
子どもたちはスティックタイプの絵の具を使って、手の感触で確かめながら色を塗ることの楽しさを体感していました。
(子どもたちインタ)「しっぽとか描きました」「普段はあまり描かないですけどきょうは楽しかった」「今度もいつかまたしたい」
(北村直登さん)「純粋な思いで絵の具を使っている姿を見るというのがすごく貴重な経験だった。見えないということを作品化することの意味は必ずあって、見ている人には届くと思うのでぜひ挑戦してもらいたい」
子どもたちが手がけた作品は、北村さんが触って楽しめるように凹凸をつけて仕上げ、盲学校の玄関に飾られます。