「フェラーリ・レーシング・デイズ2024」に550台以上のフェラーリが集結、鈴鹿が凄いことになった

2024年6月29日-30日、2日間にわたり、「フェラーリ・レーシング・デイズ2024」が鈴鹿サーキットで開催された。フェラーリ・レーシング・デイズはフェラーリS.p.A/フェラーリ・ジャパンがオーナーとファンのために開催する公式イベントで、全国各地からフェラーリを愛する人々が集結、フェラーリの「今」が思い切り楽しめることで年々に人気が高まっている。

フェラーリの「今」そして「魅力」にどっぷりと浸る2日間

今回舞台となった鈴鹿サーキットには、全国から550台以上のフェラーリと約1100人以上のフェラーリ・オーナーが集結。ル・マン24時間2連覇を達成したハイパーカー「499P」や最新モデル「12チリンドリ」「プロサングエ」「296GTS」、ワンオフの限定モデル「SP3」などがホスピタリティブースに展示されたほか、フェラーリ・クラシケで復元された「250ヨーロッパ」や「GTO」など希少なクラシックカーが来場者をもてなした。

フェラーリ・レーシング・デイズ2024のホスピタリーブース。レース仕様の812コンペティションが展示されている。

また、グランプリコースでは、日本単独開催2年目となる488チャレンジ・エボによるワンメイクレース「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリジャパン第4戦」レース1/レース2が2日にわた開催されるとともに、2025年から同レースに参戦する296チャレンジの日本初お披露目とデモランも行われた。

F1クリエンティプログラムでは、かつてF1グランプリで活躍した「412T2」など5台のF1マシンが登場。かつての熾烈な戦いを忘れることなく、フェラーリの伝統とスピリットを継承していくために、レーシングカーを動態保存することの重要性と素晴らしさを体験した。

さらに、オーナーとともにフェラーリの技術的な進化を支える「XXプログラム」、本格的なサーキットドライブが楽しめる「スポーツドライブ」、サーキット初心者が先導車と一緒にサーキット走行を楽しむ「ファミリードライブ」など多彩なサーキットアクティビティが用意されていた。

2025年シーズンからワンメイクレースに参戦する「フェラーリ296チャレンジ」。

もちろん、全国から集結した550台以上のフェラーリも大注目で、パドックの駐車場はさながらショーブースのようだった。

開催2日目となる6月30日(日)には、多種多様なフェラーリ総勢200台以上がサーキットに集結して壮大なパレード走行も行われた。

イベントのクライマックスは多種多様なフェラーリによる壮大なパレード走行。

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