【フェンシング】メダル逃した地元五輪から3年…大分育ちの2人が決意「東京五輪の雪辱胸に」

会見でパリ五輪への決意を語る女子フルーレ・上野優佳

パリ五輪に出場するフェンシング日本代表が2日、東京都内で会見し、東京五輪で入賞した大分出身の2人がメダルへの渇望を口にした。

男子フルーレの敷根崇裕(ネクサス)=大分市出身=は同五輪で個人、団体とも4位。あと一歩でメダルを逃した。「東京五輪の雪辱を胸に今回は表彰台を狙って頑張りたい」と力を込めた。団体では世界ランキング1位で臨む今大会。「自分のやりたいフェンシングで勝ちたい気持ちが強い。小さいころから華麗な技を決めるのが好きだったので、技の部分で注目して見てもらえたら」と花の都で華麗な勝利を誓った。

女子フルーレの上野優佳(エア・ウォーター)=大分県別府市出身=も「東京五輪は個人団体とも6位という結果に終わってしまった。それ以上の結果を目指して一丸となって頑張っていきたい」と決意を込める。団体の世界ランキングは4位だが、3位で地元のフランスとはほぼ横一線。「気持ちで結果が変わってしまうので、萎縮しすぎずに戦っていければ勝ちにつながる」と強気な姿勢を心がけた。

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