【梅雨前線】岡山・香川は断続的に雨 雨量100ミリ超の地点も「土砂災害」に十分注意を 笠岡市西大島の避難指示は解除

梅雨前線の影響で岡山・香川ではきょう(2日)も雨となりました。気象台は地盤が緩んでいるところがあるため土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。

瀬戸内地方では、梅雨前線が次第に北上し暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で断続的に雨が降りました。29日、降り始めからの総雨量は岡山県北部では鏡野町富で137.5ミリ南部では笠岡で97ミリなどとなっています。

また笠岡市西大島ではきのう、ため池の堤防に穴が開いているのが見つかりました。笠岡市は堤防が決壊する恐れがあるとして、この地域に住む20世帯40人に一時、避難指示を出し、職員がため池の排水作業を行いました。穴が開いた原因については現在調査中だということです。

現在、岡山・香川ともに大雨警報は解除されていますが、気象台はこれまでに降った大雨で地盤の緩んでいるところがあるため引き続き土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。一方、あすは高気圧に覆われ、日中の最高気温は岡山県北部が33度、香川県が34度、岡山県南部が35度で今年初の猛暑日になると予想されています。

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