多くの命が失われてからまもなく79年 艦砲射撃を伝える紙芝居を読み聞かせ【岩手・釜石市】

釜石を襲った艦砲射撃で多くの命が失われてからまもなく79年です。

釜石市の小学校で地元の市民団体がその悲惨さを伝えました。

釜石小学校を訪れたのは、2000年から市内で読書ボランティア活動を行う市民団体「颯・2000」の4人です。

製鉄所などがありかつて軍需産業の拠点だった釜石市は、1945年の7月14日と8月9日の2度にわたり連合国軍による艦砲射撃を受け、少なくとも782人が犠牲になりました。

児童たちは、艦砲射撃を伝える紙芝居を真剣な表情で見つめ、話に聞き入っていました。

釜石市内では8月2日と3日に釜石艦砲射撃などの被害を伝える写真展が開かれます。

© 株式会社岩手朝日テレビ