「眠れなかった」 大雨で土砂崩れとなった滋賀県米原市で避難続く 奈良県では孤立状態の地区も

1日、滋賀県米原市で、大雨の影響とみられる土砂崩れが起き、現在も避難情報で最も危険度が高い「緊急安全確保」が出されています。

滋賀県米原市伊吹地域の県道沿いの土砂崩れが発生した現場では、一夜明け、住宅や道路に流れ込んだ土砂の撤去作業が行われていました。

けが人や連絡が取れていない人はいないということですが、市は現在も伊吹地区の127世帯313人に「緊急安全確保」の避難情報を発令しています。

■避難している住民は

避難所では、33人が一夜を明かしました。

避難している住民「場所が違うから眠れなかったです。親類のうちは大丈夫だったのでそちらに行こうと思っています」

米原市は二次避難先として民宿を考えていて、先ほどから災害対策本部会議を開き、早ければ2日夜から避難している住民の移動を始めるということです。

また2日、奈良県十津川村の国道425号でも土砂崩れが起き、20人程度が孤立状態になっています。

近畿地方では、今夜にかけて断続的に雨が続く見込みで、引き続き土砂災害に警戒が必要です。

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