病気と闘うお友達を応援 園児が思い込め短冊「はやくよくなりますように」手作りの七夕飾り

とちぎテレビ

7月7日の「七夕」を前に、下野市にある病気の子どもとその家族のための施設で2日、地元の園児たちが闘病中の子どもたちを励まそうと七夕の飾り付けをしました。

下野市の「自治医科大学とちぎ子ども医療センター」のすぐ近くにある「ドナルド・マクドナルド・ハウスとちぎ」は、子ども医療センターに入院したり通院したりしている子どもと家族が滞在できる施設です。運営はすべて寄付や募金で賄われ、およそ130人の地域ボランティアが施設を支えています。

やってきたのは「わかくさ保育園」の園児たちです。この日のために手作りした七夕飾りをみんなで笹にくくりつける作業を行いました。彦星と織姫が付いた短冊には「げんきにあそべますように」「はやくおうちにかえれますように」など病気のお友達のための願いごとが思い思いに書き入れてあります。

(園児たち)
「びょうきがよくなりますように、と書きました」

「ドナルド・マクドナルド・ハウス・とちぎ」のハウスマネージャーの阪本貴行さんによりますと、コロナ禍が明けて面会制限なども徐々に解除され施設の利用者の数も戻ってきているといいます。そうした中で、長い闘病生活を送る子どもやその家族を勇気づけ、季節感を感じてもらえる七夕飾りを毎年、みな楽しみにしているということです。

(園児たち)
「たのしくかざることができました」

この七夕飾りは施設の1階の玄関とエレベーターホールに今月7月いっぱい飾られます。

© 株式会社とちぎテレビ