女優の黒木メイサが、本格的に日本でタレント活動を再開させる。同じく海外を拠点にしていた元夫の赤西仁も日本での活動を再び始めており、元夫婦がそろって国内の芸能界に「カムバック」となるようだ。
黒木は2012年に赤西と結婚し、2人の子どもに恵まれた。昨年4月には長年所属していた芸能事務所「スウィートパワー」を退所し、以降は海外を拠点に活動すると発表していた。しかし、昨年末に赤西との離婚を発表したことで、大きく環境が変化したようだ。
黒木は7日にスタートする成田凌の主演ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』（日本テレビ系）に出演することが決定しており、これが約7年ぶりの地上波ドラマ復帰となる。さらに先日、7日放送のトーク番組『おしゃれクリップ』（同）にゲスト出演することも発表された。
6月30日の『おしゃれクリップ』のラストで流れた次週予告では、黒木の登場シーンに「日本での本格的な活動復帰！」とのテロップが出され、ネット上で「全然変わってない」「相変わらずすごい美人！」などと、変わらぬ美貌への称賛の声が相次いだ。
現在、黒木は11歳の長女、7歳の長男と共にハワイに住んでいるが、日本を行き来して国内での女優やモデルの仕事を本格再開させていくようだ。ブランクは大きいはずだが、以前から男性よりも女性からの人気が高かったこともあり、年齢を重ねたことやママになったことはネックにならず、ネット上では復帰を歓迎する声が目立っている。
その一方で「今さら復帰してもポジションあるのか」「どの層に需要があるのかよくわからない」といった厳しい見方もあり、7年ぶりの出演となる地上波ドラマとそれに付随したトーク番組などへの出演でインパクトを残せるかどうかに今後が懸かっているようだ。
奇しくも、元夫の赤西も日本の芸能界に舞い戻ってきた。赤西は長らく海外を拠点に活動していたが、昨年12月にフジテレビ系トーク番組『まつもtoなかい』（現・だれかtoなかい）で約10年ぶりに地上波バラエティ復帰。今春からは堺雅人と初共演した日本マクドナルド「サムライマック」のCMが放映されている。
さらに、赤西は5月末にSNSで「とりあえず日本での就職先見つかりました」として、2025年に公開を予定するNetflixの新ドラマシリーズに出演することを発表した。フランス映画を原作にしたロマンスシリーズで、赤西の親友でもある小栗旬が主演を務め、ヒロインには韓国の人気女優ハン・ヒョジュが配されている。
赤西はアメリカ在住だが、黒木と同じように日本と行き来して俳優業や音楽活動を展開してくようだ。赤西についても、日本での本格的な活動再開を歓迎する声がある一方、「もうアイドル時代のファンは離れているのでは」「ブランクがありすぎて今さら感が強い」といった厳しい指摘があり、Netflixシリーズの成否などが今後に大きく影響しそうだ。
日本へのカムバックは成功するのか。元夫婦そろっての再出発で双方ともいきなり正念場を迎えることになりそうだ。
