花*花 名曲『さよなら大好きな人』制作の裏側 「あの世に握りしめていく楽曲」も明かす

タレントでドラァグクイーンのサマンサ・アナンサがパーソナリティーを務めるラジオ番組に、かねてより親交のある花*花のおのまきこ、こじまいづみがゲストに登場。サマンサとの出会いなどを語った。

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サマンサとは、それぞれ別のタイミングで出会ったという2人。最初に出会ったのはおので、「(サマンサから)おいしいクロワッサンをいただき、優しそうな人」という第一印象を抱いたそう。その後、ドラァグクイーン姿のサマンサを見たときには「かっこいい」と感じたという。

一方のこじまは、Mr.マリックのイベントでドラァグクイーンとしてフル装備のサマンサに会ったという。「最初は抵抗がなかった?」というサマンサからの質問に、「全然なかった」と答えたこじまは、もともとドラァグクイーン文化が大好きだったのだとか。

オン・オフの切り替えについて、「誰にも会っていないとき、自宅モードがオフ」と明かしたサマンサ。メイクの有無がスイッチの切り替えになっているわけではないため、ノーメイクで行っているラジオ放送中も「もちろんオフではない」とのこと。

これに対し、「花*花はライブをしているときが1番“素”」と答えたこじま。そのうえで、「ライブ以外のときのほうがちゃんとしている」という本音も飛び出した。

「最近は気配を消して、誰にも気づかれないように生活している」と語る2人。ところが、こじまいわく「気配をゼロにした瞬間にバレることもある」ものの、「きちんと化粧しているときはバレない。どうなってんねん」とスタジオを笑わせた。

代表曲のひとつ『さよなら大好きな人』について、リスナーから寄せられたのは、「この曲は田村正和主演のドラマ『オヤジぃ。』の主題歌ですが、ドラマの話を参考に作られたのですか?」という質問。

同楽曲は、こじまが高校1年生のときに祖父を亡くしたことをきっかけに作られたそうで、ドラマにあわせて作ったのではなく、デビュー前からあった曲が採用されたことを明かした。

数多く存在する楽曲について、「(どれが1番好きかを決めるのは)難しい。どの子(楽曲)もかわいい」とコメント。サマンサに「1曲だけ握りしめてあの世にいくとすれば、どれ?」と尋ねられると、おのは「生まれて初めて書いた曲『空の青』」、こじまは「愛犬のことを書いた『最後の散歩』」と答えた。

ちなみに、サマンサは最近、花*花の楽曲『涙のチカラ』に救われる瞬間があったことを明かした。

※ラジオ関西「Clip金曜日」2024年6月21日放送回より

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