西武・渡辺久信監督代行(58)が2日、呉念庭内野手(31)のドラフト1位指名を喜んだ。
先日6月28日の台湾プロ野球(CPBL)のドラフト会議で前西武の呉が南部・高雄を本拠地とする台鋼ホークスにドラフト1巡目(全体2位)指名された。
呉は早速1日に本拠地・澄清湖野球場で行われた富邦ガーディアンズ戦に代打出場し、初打席で初ヒットを放った。
渡辺監督代行は2日のソフトバンク戦(東京ドーム)前にこの話題に言及し「念庭にとっては本当によかった」と我がことのように喜んでいた。
さらに呉の契約が3年6カ月で総額3600万台湾元(約1億7900万円)となったことを聞いて「そんなにもらえるの? よかったじゃない。お父さんも喜んでいると思う」と嘉南勇士時代のチームメートである父・復連さんの心情を慮りながら西武最終年となった昨年の年俸2800万円(推定)を超える台湾での評価を祝福していた。