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円安の影響で輸入肉の価格がかつてないほど値上がりし、中でも豚肉が著しく高騰しています。
そこで今、狙い目な肉を人気精肉店に聞きました。
ショーケースにずらりと並んだ肉!
山梨県笛吹市の岩野精肉店は毎週火曜日に一部の肉の割引セールを行っていて、オープンと同時に多くの客が詰めかけます。
買い物客: 「夜ごはん用と冷凍にしてとっておいたりもする」 「バーベキューをやるのでお肉を買いに来た」
食卓の主役を張る肉の価格に大きな変化が起きています。
岩野精肉店 岩野博司専務: 「豚肉と牛肉の両方が入っているが軒並み値段が上昇している」
背景にあるのは37年半ぶりの水準となった円安です。
中でも輸入した豚肉は著しく高騰し、スペイン産の豚バラ肉の仕入れ値は1㎏930円と1年前のおよそ1.5倍になっています。
このほかアメリカ産の牛タンやオーストラリア産のサーロインなど人気の高い輸入肉が軒並み値上がりし、店側は輸入肉の販売価格を5%から15%値上げする対応をとりました。
しかし円安のいまだからこそ狙い目の肉もあるといいます。
岩野精肉店 岩野博司専務: 「当店では今、国産の牛肉が大変お買い得になっています」 「一部になりますけれども、こちらの商品なんかは表示価格からレジで30%オフになっています」
ロースやサーロインなどの贈り物に人気の高級部位の在庫に余裕があるため、通常時より平均で3割ほどお得に販売しているということです。
岩野精肉店 岩野博司専務: 「これから暑くなってきますし、しっかりと栄養補給するためにも、ぜひこういったものをお試しいただいて、おいしければ誰かにあげたりとか、そういった部分でご利用いただければと思う」
歴史的な円安による食生活への影響は今後も続きそうです。