「まずは1000万円の資金委託から」投資情報の提供者を名乗る者らに…50代男性が2460万円詐欺被害

北海道・小樽市内に住む50代の男性が投資情報の提供者を名乗る者らにLINEなどのSNSを通じて合計2460万円をだまし取られました。

今年1月下旬に小樽市内に住む50代の男性はfacebookを利用していたところFX投資などで儲かるといった広告を通じて投資の情報提供者を名乗る者らとLINEでやり取りを始めるようになりました。男性は、その後、その者らから「プロトレーダーに金を預け、FX取引や暗号資産取引で資産を増やすことができる資金委託がある」「まずは1000万円の資金委託から始めましょう」などとLINEで説明を受け、資金委託の名目で指定された金融機関口座に振り込みました。

振り込みは2月13日から3月7日までの間、インターネットバンキングで7回にわたって行われ、合計2460万円をだまし取られました。

その後も男性はやり取りを続け、3月下旬に「他の投資をやらないか」という趣旨の案内で追加資金が必要だといわれ弁護士に相談したことで被害が発覚しました。

警察によりますと、男性は投資関係の情報提供者を名乗る者らから専用のアプリをダウンロードさせられ、振り込んだお金が変動する様子を見ることができたということです。

警察は、詐欺を少しでも疑ったときは♯9110に電話するよう注意を呼びかけています。

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