Vol․2 ― NOWADAYSの“ステージで見せない”素顔が炸裂!「僕たちは本当にかっこいいんです」

日常に溶け込む音楽“DAYS-POP”を追求!

―― 韓国で4月2日にデビューしてから約1ヶ月が経ちましたが、デビューの準備期間を含めて、特に印象に残っていることを教えてください。

シユン:デビュー後の一番大きな変化は、僕らにファンの皆さんができたということです。以前はステージをしても、声援をあげてくれる人がいなかったことが残念でしたが、今は僕らのことを好きになってくださる方々がいて、応援法(歌に合わせた掛け声)をしてくださる方々がいることに胸がいっぱいになります。「いよいよデビューしたんだな」って思ったし、力になります。

ヒョンビン:僕も、ファンの皆さんが毎日応援してくれるので、心が本当に温かくなります。

ユン:僕はよく自分の名前で検索をするんです。検索ワードに「ユン」って入れて検索すると、ファンの皆さんの反応が出てくるので興味深いです。

―― どんなコメントがありましたか?

ユン:やっぱり「かわいい~」って(笑)。

―― 日本ではそれを“エゴサ”と言うんですよ。

ユン:僕はエゴサをよくします(笑)。

ヒョンビン

―― NOWADAYSは日常に自然に溶け込む音楽を通じて、日々を共にする“DAYS-POP”という独自のジャンルの音楽をしていますが、デビューシングルに収録されている3曲「OoWee」「NOW」「TICKET」は、それぞれNOWADAYSのどんな魅力が見られる曲でしょうか?

ジンヒョク:タイトル曲の「OoWee」はソウルフルなメロディとヒップホップの要素が絶妙に調和した曲で、恥ずかしがり屋の少年たちが愛という感情に陥って堂々と告白する内容の曲です。曲のシーンごとに、NOWADAYSのセクシーな面とかわいい面が入り混じったいろいろな魅力を感じていただけると思います。

シユン:「NOW」は、「夢見ていたすべてのことが叶う夢の鍵が僕らの手に入った。結末はどうなるのかはわからないけれどファンの皆さんと一緒に進んでいこう」という抱負を込めた曲です。
強烈なビートとパワフルなパフォーマンスが印象的で、僕らの力強いパフォーマンスと表情が魅力ポイントです。

ヨンウ:「TICKET」は、曲の導入部に飛行機のアラーム音が入っているのがポイントで、旅行に行くときのトキメキを僕らの歌で感じてもらえるのではないかと思います。これから夏になるので涼しい気分になれますし、僕らのかわいくて清涼感がある魅力が見られます。

ユン

―― ジンヒョクさんとシユンさんは「OoWee」と「TICKET」の作詞にも参加していますが、これからどんな“DAYS-POP”を届けていきたいですか? 作詞のインスピレーションはどんなところから得ていますか?

ジンヒョク:共感できる歌詞を書きたいと思っています。つらい時は癒されて、楽しい時は一緒に楽しめる……そんな歌詞を書きたいです。インスピレーションはあらゆるところから受けますが、例えば電光掲示板の文字を活用することもあるし、自分が実際に経験したことや受けた感情をもとに書くこともあります。

ヒョンビン:天才ですね~。

シユン:僕はこれから、僕らの曲を聞くすべての方々に気楽に好き嫌いなく楽しんでいただける曲を作ってお聴かせしたいです。作詞をする時は自分の経験の中からインスピレーションを受けることが多いです。経験の中で感じた感情を、歌詞の中に込めています。

ヨンウ

―― 「TICKET」の歌詞に「目的地はHeaven」とありますが、皆さんにとっての「Heaven」はどこですか?

ユン:ディズニーランドです。子どもの頃に東京ディズニーランドに行ったことがあるのですが、完全に幻想の国でした。想像していた空間が目の前に広がっていて、自分がディズニーの王子様になったような気分になりました。

ヒョンビン:気になります~。行ってみたい。

ヨンウ:僕は寝ることが好きだから、ベッドがHeavenです。

ジンヒョク:海です。海を見ながらボーっとするのが大好きです。

シユン:僕は1ヶ所だけではなく、おいしいものがある場所がすべてHeavenです。

ヒョンビン:僕がいつか成功したら行ってみたいHeavenは、ニューヨークです。ニューヨークに音楽の作業室を持ちたいです。ニューヨークは音楽の街で、多くのポップ歌手を輩出してきたじゃないですか。その方々に感銘を受けつつ、その感情を完全に理解したら、作曲がうまくできそうだからです。

ジンヒョク

―― 02年生まれのヒョンビンさん、03年生まれのユンさんとヨンウさん、04年生まれのジンヒョクさんとシユンさんと、全員の年齢が近いですが、実際のメンバー内序列はどんな感じですか? ユンさんが真の末っ子と言っていましたが、他にもお父さんみたいなメンバー、お母さんみたいなメンバーのような関係性があれば教えてください。

ユン:僕の考えではヒョンビン兄さんがお父さんで、ヨンウがお母さんですね。他はみんな息子ですけど、僕が末息子って言われます(笑)。

ヨンウ:はい、お母さんのヨンウです(笑)。僕も同じ考えですね。

―― なぜユンさんが末っ子なのでしょうか?

ヨンウ:いろいろと手がかかるからです。保護してあげなきゃいけない感じ(笑)。「ユンや~、それしちゃダメよ」って(笑)。

ユン:序列はヒョンビン兄さんが5位‼

全員:(爆笑)

シユン

―― なぜですか?

ヨンウ:すごく優しいからいたずらを受け入れてくれるし、他人をもてあそぶことができない性格なんです。たまにメンバーにいたずらを仕掛けようとすることもあるんですけど、僕らがそれに動じることはないので……(笑)。

ユン:4位はヨンウ!

ヨンウ:(笑)はい、僕が4位です~。

ユン:ヨンウはルールをしっかり守るタイプだから、僕らはそれを破る楽しみがあります(笑)。

全員:(爆笑)

―― では1位は誰ですか?

ユン:僕?

ヨンウ:ジンヒョクかシユンじゃない? 力が強いので。

シユン:僕が考えるには「子どもに勝てる親はいない」って言葉があるじゃないですか。そんな感じでお兄さんたちはいつもあえて負けてくれるんです。だからヒョンビン兄さんがお父さん、ヨンウ兄さんはお母さんって感じです。優しいから負けてくれるんですね。

―― 優しい人ほど序列が低いってことですね。

シユン:それじゃ僕は優しくないってことですか?

―― いや、そういう意味では……。

シユン:冗談です(笑)。

寝る時に抱きしめる“マイアイテム”は?気になる宿舎生活

ヒョンビン

―― 宿舎生活のルールを教えてください。

ヨンウ:ルール担当の僕が説明します(笑)。洗濯機を回すメンバーが曜日によって決まっています。月曜日はヒョンビン兄さん、火曜日は僕、水曜日はジンヒョクさん、木曜日はシユンさん、金曜日はユンさんという感じで決めています。あとは「各自の部屋を散らかさないように」というルールがありますが、これは頻繁に破られています(笑)。最近はスケジュールが詰まっているので時間がなくて散らかってしまうのですが、いつか時間をとって大掃除をしなければと思っています。

―― シャワーの順番などは?

ユン:僕はヒョンビン兄さんと同室ですが、いつもじゃんけんで順番を決めています。

ヨンウ:僕は1人部屋なのですが、シユンとジンヒョクと一緒の浴室を使っています。いつも2人が譲ってくれるから、僕が最初に使います。

ユン

―― ヒョンビンさんとユンさんが同室、シユンさんとジンヒョクさんが同室、ヨンウさんが1人部屋なんですね。では、ルームメイトに一言! お願いします。

ユン:「ヒョンビンさん、静かにしてくださーい」。冗談です(笑)。「いつも配慮をしてくれてありがとう」と言いたいです。部屋に置いてある加湿器の管理をひとりでやってくれて、部屋のスペースも僕に多く与えてくれています。本当によく気を遣ってくれて、朝早く起きて僕を起こしてくれることもあります。本当にありがとうございます。

ヒョンビン:恥ずかしいですね~(笑)。ユンは僕の引き出しに自分の荷物を入れます。そして枕をよく床に投げていますし、寝ている時にかわいい声をよく出します。「うぅ、うぅー」って(笑)。時々ウィンクもします。

ユン:僕は知りません(笑)。

ヨンウ

―― 夢の中でも“かわいい”を貫いているんですね。

ユン:(笑)。

ヒョンビン:それでもずっと一緒に過ごしてきたので、なんだかんだ相性がいいと思います。

シユン:僕とジンヒョクは言うことがないです。本当に相性がよい。

ヒョンビン:2人は本当に気楽な関係です。

シユン:ケンカをしたことは一度もないし、トラブルもないです。正直言って、いつも一緒にいたらなにかあるだろうと思っていたんです。いくら親しい友達でも一緒に暮らすとなればケンカをするっていうから心配していたのですが、まったくなくて「本当にいいね」とだけ言いたいですね。

ジンヒョク:僕はシユンに「僕とルームメイトになってくれてありがとう。このままずっとやっていこう」と言いたいです。

ジンヒョク

―― 部屋で音楽の話をしたりも?

シユン:はい。時々部屋で一緒に作詞・作曲もします。

ヨンウ:僕は話す相手がいなくて寂しいです~。

―― では、自分の部屋にある特別なアイテムを教えてください。

ユン:ヒョンビンさん! 僕の特別なアイテムはヒョンビンさんです!

ヒョンビン:僕がアイテムですか?(笑)。

ユン:マイアイテム(笑)。

ヒョンビン:僕はMacbookとデスクトップです。作曲をしたり、音楽を聞くのに使っています。

シユン:ヒョンビン兄さんはゲームも好きだよね。よくパソコンでゲームをしています。

シユン

ユン:僕は「すずめの戸締まり」の猫、ダイジンのぬいぐるみです。寝るときに抱きしめています。

ヨンウ:トカゲと一緒に住んでいるので、僕の一番大切なアイテム……ではなくて友だちです。

シユン:ヒョンビン兄さんから誕生日プレゼントでもらったマッサージ機です。ダンスをたくさん踊るとふくらはぎが痛くなるので、ふくらはぎのマッサージ機を愛用しています。

ジンヒョク:ムードライトです。夜に音楽を聞くときにライトをつけて雰囲気を出しています。

―― 楽しいお話をたくさんありがとうございました。最後にKstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

ヒョンビン:僕たちNOWADAYSは実力もすごいし、本当にかっこいいグループなので、たくさん応援してください! 皆さん、会いたいです。

ヨンウ:Kstyleの読者の皆さん。僕たちNOWADAYSは4月2日に韓国でデビューしました。頑張りますので、たくさんの応援をよろしくお願いします。これからの活動に期待してください!!

(取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔)

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