「安易な歩道の通行で事故発生」 電動キックボードの検挙多いのは歩道でスピード違反 正しいルール浸透を

テレビ愛知

大学生を対象にした電動キックボードの正しい乗り方の体験イベントが7月2日、名古屋市北区の愛知学院大学で開かれました。

2023年7月の法改正で、特定小型原動機付自転車に区分されるようになった電動キックボード。車道だけでなく、歩道も通行できるようになりました。ただし、車道を走る際の制限速度が時速20キロなのに対し、歩道では時速6キロまでに抑えなくてはなりません。それぞれの制限速度で走って比べてみると…

記者:
「車道モードで乗ってみると、急にブレーキで止まるのが難しいくらいの速度が出て、ヒヤッとするような怖さがありました」

参加した学生に制限速度のルールについて聞いてみると…

参加した学生は:
「(今回)教えてもらって(ルールを)知ったので、全然知らなかったです」

愛知県警によると、県内で2023年7月から2024年5月に検挙された電動キックボードをはじめとする特定小型原動機付自転車の交通違反は63件。その多くが歩道でのスピード違反だったということで警察は注意を呼びかけています。

愛知県警交通総務課 平松裕敏課長補佐:
「安易に歩道を通行する人もいるので、そういったところから事故が発生していると思う。交通ルールを順守して安全利用に努めてほしい」

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