仙台だからできる「今朝採り枝豆」収獲最盛期 「味の違い届けたい」生産者が店頭でPR

仙台市がブランド化を進める「今朝採り枝豆」が収穫の最盛期を迎えています。朝に収穫した枝豆をその日の昼過ぎに店頭に並べるもので、2日は生産者が店頭でおいしさをアピールしました。

宮城野区の生協に並んだのは2日朝5時に収穫されたばかりの「今朝採り枝豆」です。枝豆は鮮度が落ちやすく、収穫後、時間が経つにつれて糖分が減少し、翌日には甘みが半減するともいわれています。そこで仙台市では生産地と市街地が近い特性を生かし、収獲してすぐに消費者に届けようと、10年前に「今朝採り枝豆」としてブランド化しました。
2日は生産者が店頭に出て試食を勧め、おいしさをアピールしました。2日に店頭に並んだのは「陽恵」という品種で、歯ごたえがよく甘みが強いのが特徴です。
生産者によりますと、今年は雨が少なく土が乾燥したため枝豆が栄養を蓄えようと甘くなったということです。

生産者・レタスジャパン 酒井佑弥さん
「味の違いをお客さんに届けたいので頑張って朝早く起きてやってます」

今朝採り枝豆は、仙台市内のみやぎ生協などで9月下旬ごろまで販売されます。

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