仙台国際音楽コンクール入賞者が中学校で演奏披露 「すごく貴重な経験」生徒も感動

仙台国際音楽コンクールの入賞者が7月2日、青葉区の中学校を訪れ、音楽を通して生徒と交流を深めました。

このイベントは、子供たちに音楽の素晴らしさを伝えようと仙台市が開いたもので、仙台国際音楽コンクールの出場者や入賞者がこれまで117の小中学校を訪問し、児童、生徒と交流を深めています。
2日、青葉区の中山中学校を訪れたのはおととしの仙台国際音楽コンクール「ピアノ部門」2位のヨナス・アウミラーさんです。ヨナスさんはドイツ出身のピアニストで、海外のコンクールで数々の賞を受賞している実力者です。
2日は全校生徒およそ400人の前でモーツァルトの「ピアノソナタ」やショパンの「マズルカ」など6曲を披露しました。

また、ヨナスさんの伴奏に合わせて3年生が合唱を披露しました。

演奏を聴いた生徒
「とても美しい演奏で心がなごみ、とても感動しました」
「音の粒や深さが桁違いで、すごく貴重な経験となりました。3年生の合唱もピアノと合唱がマッチしてきれいな音色を作り出すことができてよかったと思います」

ヨナス・アウミラーさん
「若い学生の前でクラシック音楽を演奏し聞いてもらって、とても楽しく良い思い出になった」

仙台市は、今後も交流を通してクラシック音楽のすばらしさを子供たちに伝えていきたいとしています。

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