山形労働局長が工事現場を巡回、事故防止を呼び掛け

山形労働局長が工事現場を巡回し、労災事故の防止を呼び掛けました。

この取り組みは「全国安全週間」に合わせ、山形労働局が行っています。

きょう(7月2日)は東根市の製薬工場の建設工事現場で
小林学局長が、高い所での作業で安全器具を装着しているか、転倒しないよう通路が確保されているかなどを点検しました。

山形労働局によりますと、2023年県内では1280件の労災事故が発生していて、このうちおよそ3割が転倒によるものだということです。

【田中良樹リポート】「こちら現場の休憩室では、水分補給ができるお茶やスポーツドリンク、そして、塩分補給ができる飴やタブレットが設けられています。熱中症防止への取り組みがなされています」

ほかにも、製氷機や冷水器、暑さ指数の計測器の設置などの対策がとられていました。

【山形労働局 小林学局長】「行政として少しでも(労災事故)防止に努めなければならないと思っていますし、これから啓発していきますので、現場の管理者の皆さん、働く皆さんに労働災害の防止ということをもっと知っていただきたい」

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