あす新紙幣発行へ 渋沢栄一「第二の故郷」でセレモニー【長野・佐久市】

3日の新紙幣発行を前に、セレモニーが佐久市で開かれました。
新しい1万円札の顔・渋沢栄一の「第二の故郷」とされています。その関係性、とは?

「くす玉割り」に…
「万歳三唱」…

佐久市は、お祭りムードです。

■佐久市・柳田清二市長
「佐久市にゆかりのある方がお札になるのは初めての経験。それも1万円札ということでありまして」

あす3日に発行が開始される新・1万円札の顔・渋沢栄一は、「日本資本主義の父」と称されています。
佐久市内山には、渋沢が詠んだ漢詩の碑が残されています。
内山峡は、染料である「藍玉(あいだま)」を信州で売るために通ったそうです。
佐久を訪れるのが楽しみで、晩年「佐久と小県は第二の故郷」と語ったとされています。

■佐久市・柳田清二市長
「漢詩『青天を衝け』はNHK大河(ドラマ)にもなったので、観光資源にしていければ。物価が高くて円安ということもあるが、こういったこと(新紙幣)が起爆剤になって経済が上向きになったりしていけば良い」

新紙幣を記念したイベントもさっそくあす3日から始まります。
「渋沢栄一藍の道スタンプラリー」では、藍染めのハンカチなどが当たるということです。

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